研究・授業  Research & Education

専門分野
 古脊椎動物学(陸棲哺乳類化石) Vertebrate Paleontology (Land Mammalian Fossils)

関連分野
 古生物学・地質学・霊長類学・自然人類学・博物館学

研究テーマ
 新生代における陸棲哺乳類の進化・古生物地理・古生態の研究,および,
 脊椎動物化石の発掘・記載・古生物学的研究
  1.ミャンマーにおける新生代陸棲哺乳類化石の発掘・記載研究
  2.古第三紀の東アジアにおける陸上哺乳類相の変遷
  3.モンゴルにおける中生代および新生代の脊椎動物化石の発掘・記載研究
  4.ケニアの中新世哺乳類化石の記載研究
  5.化石への応用を目的とした現生哺乳類の骨格の比較形態・機能形態
  6.文献調査を基にした化石哺乳類相の研究
  7.その他,日本の中生代哺乳類の記載研究など,上記に関連する研究

R6年度 担当授業・実習等
 前期:地学入門(共通教育),地学Ⅰ(1回生),
    基礎地学実験(2回生),地質野外実習Ⅰ(2回生),
    地質調査法実習(3回生),地質野外研究(3回生),科学研究倫理(4回生),
    地球科学高等実習A(M1),地球科学高等実習C(M2)
 後期:最新地球惑星科学(1回生),地質野外実習Ⅱ(2回生),
    地球環境学特論(3回生),地学課題演習(3回生),
    地球科学高等実習B(M1)
 通年:特別演習Ⅰ・Ⅱ(4回生),特別研究Ⅰ・Ⅱ(4回生),
    研究倫理特論(M1),科学技術英語(M1),
    アカデミックプレゼンテーション(M2),
    修士特別研究1・2(修士),
    高等セミナーA〜D(修士),実験・フィールドワークの安全衛生(修士),
    地球科学学会発表実習A・B(修士),博士特別研究(博士)

上記以外の過去の担当授業・実習等
 古生態学(岡山理科大学,3回生),新入生セミナーA・B(1回生),
 地質図学演習(3回生),博物館実習Ⅰ(4回生),進化古生物学A(修士,隔年)


研究指導

<課題研究/課題演習(3回生後期)>
 ・佐々木葵:ケニア中新統ナカリ層産の歯牙化石(2014年度,愛媛大学理学部)
 ・池田大地:ワニ類の分類とモロッコから産出したワニ化石(2015年度,愛媛大学理学部)
 ・村松直樹:古琵琶湖層群とそこから見つかったシカ化石(2016年度,愛媛大学理学部)
 ・淡路完太:イノシシの歯の形態(2016年度,愛媛大学理学部)
 ・前田大智:東京都の更新統から産出したシカ化石とシカの骨形態(2017年度,愛媛大学理学部)
 ・平田州利:北海道の中新統から産出したクジラ化石(2018年度,愛媛大学理学部)
 ・小西りり子:瀬戸内産のナウマンゾウの大腿骨化石(2018年度,愛媛大学理学部)
 ・三藤仁以那:鳥類の骨格(2019年度,愛媛大学理学部)
 ・阿部泰典:日本のゾウ化石(2019年度,愛媛大学理学部)
 ・増田粋生(SSC):飛ばない鳥の骨の進化について(2019年度,愛媛大学理学部)
 ・鳥津空:イノシシ科の歯の形態と中新世の化石イノシシ科の分類(2020年度,愛媛大学理学部)
 ・片岡佑太:サメ類の分類と歯の形態(2020年度,愛媛大学理学部)
 ・崎山和志:二ホンカワウソ(Lutra nippon)の頭骨・歯の形態:近縁種との比較に向けて(2021年度,愛媛大学理学部)
 ・戸田雄介:鯨類の進化と骨格形態(特に耳骨について)(2021年度,愛媛大学理学部)
 ・岩本凛哉:鳥類の大腿骨の形態とその特徴:モンゴル産の鳥類化石の研究に向けて(2022年度,愛媛大学理学部)
 ・長谷川和紀:哺乳類の脊椎骨の形態:種子島の中新統から産出した脊椎骨化石の同定に向けて(2022年度,愛媛大学理学部)
 ・兵頭吏貴:ケニアの上部中新統ナカリ層から産出した小型の食肉類化石(2022年度,愛媛大学理学部)
 ・仮谷駿佑:哺乳類の歯の特徴と化石分類群も含めた奇蹄類の分類:モンゴル産の哺乳類化石の研究に向けて(2023年度,愛媛大学理学部)
 ・新田樹生:鳥類の上腕骨の形態とその特徴:モンゴル産の鳥類化石の研究に向けて(2023年度,愛媛大学理学部)

<卒業研究>
 ・佐々木葵:ケニアの上部中新統ナカリ層産出のハイエナ科化石(2015年度,愛媛大学理学部)
 ・池田大地:モロッコの始新統産出ワニ化石(2016年度,愛媛大学理学部)
 ・村松直樹:三重県の古琵琶湖層群産のシカ化石(2017年度,愛媛大学理学部)
 ・前田大智:東京都昭島市の上総層群更新統加住層から産出したシカ化石(2018年度,愛媛大学理学部)
 ・平田州利:北海道築別地域の中新統築別層から産出したケトテリウム科の鯨類化石(2019年度,愛媛大学理学部)
 ・小西りり子:穿孔貝の生痕からみた瀬戸内海産ナウマンゾウ化石のタフォノミー(2019年度,愛媛大学理学部)
 ・三藤仁以那:モンゴルの上部始新統Ergilin Dzo層から産出した鳥類の足根中足骨遠位端の化石(2020年度,愛媛大学理学部)
 ・阿部泰典:日本で産出するStegodon属のゾウ類のレビューとStegodonの化石標本の種同定(2020年度,愛媛大学理学部)
 ・増田粋生:鳥類の飛行様式と胸骨について(2020年度,愛媛大学 SSC)
 ・鳥津空:神奈川県の上部中新統大磯層から産出したイノシシ類の下顎臼歯化石(2021年度,愛媛大学理学部)
 ・片岡佑太:高知県の鮮新統唐の浜層群から産出したサメ類の歯化石(2021年度,愛媛大学理学部)
 ・崎山和志:二ホンカワウソ(Lutra nippon)の歯と頭骨における形態的特徴(2022年度,愛媛大学理学部)
 ・戸田雄介:長崎県の「島原市の海岸」で発見された鯨類の「化石」(2022年度,愛媛大学理学部)
 ・岩本凛哉:モンゴル南東部Khoer Dzanの上部始新統Ergilin Dzo層から産出した鳥類の大腿骨化石(2023年度,愛媛大学理学部)
 ・長谷川和紀:鹿児島県種子島の中新統茎永層群大崎層から産出したサイ類の椎骨化石(2023年度,愛媛大学理学部)
 ・兵頭吏貴:ケニアの上部中新統ナカリ層から産出したホソマングースの化石(2023年度,愛媛大学理学部)
 ・豊大翔:愛媛県松山市道後姫塚の上部白亜系和泉層群産Squalicorax 属(サメ類)の化石(2023年度,愛媛大学理学部)
 ・仮谷駿佑:モンゴル上部始新統から産出したカリコテリウム類の化石(2024年度,愛媛大学理学部)
 ・新田樹生:モンゴル上部始新統から産出した鳥類の上腕骨化石(2024年度,愛媛大学理学部)

<博士前期(修士)課程>
 ・前田大智:岐阜県熊石洞から産出する後期更新世のシカ化石(2019〜2020年度,愛媛大学大学院理工学研究科)
 ・本藤脩太郎:アルゼンチンの下部中新統Santa Cruz層から産出したグリプトドン類の頭蓋骨化石(2019〜2020年度,愛媛大学大学院理工学研究科)
 ・三藤万琳:北海道留萌郡小平町から産出した束柱類の上腕骨の化石(2022〜2023年度,愛媛大学大学院理工学研究科)
 ・豊大翔:道後姫塚の和泉層群から産出するサメ化石群集(2024〜2025年度,愛媛大学大学院理工学研究科)
 ・大門一輝 :タイの中新統から産出したワニ化石群(2024〜2025年度,愛媛大学大学院理工学研究科)

<博士後期課程>
 ・村上達郎:日本における新生代後期のサイ類化石(2015〜2020年度,愛媛大学大学院理工学研究科).

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